現地時間12月6日にミューラー・マルティニ社がスイスのポストプレス(特にデジタル関連機器)メーカーのフンケラー社を買収しました。

概要は以下のとおりです。

・ミューラー・マルティニ ホールディング AG は、フンケラーグループの全株式を取得。フンケラー家とクレディ・ミュチュエル・エクイティは全株式をミューラー・マルティニに売却しました。

・両社は、自動化されたスマートファクトリー内での個別の印刷製品の生産システムに強みを持っています。

・フンケラー社とミューラー・マルティニ社には長年にわたる歴史があり、ミューラー・マルティニの創設者であるハンス・ミューラーが第二次世界大戦時にエンジニアとしてフンケラー社に勤務、その後1946年にハンス・ミューラー/グラファ社を設立しました。

・両社はスイス、ゾーフィンゲンを拠点に、イノベーションの統合と販売およびサービスを共有することで、将来は世界中の顧客により良いサービスを提供できるようになります。

・ミューラー・マルティニCEOノブルーノ・ミューラー氏:「グラフィックアート業界は常に変化しており、定期的に新しいイノベーションが求められている。人材、専門知識、テクノロジーなどの両社の主要な要素を組み合わせることで、革新的なソリューションで世界中の顧客にさらに優れたサービスを提供できるようになる」と述べました。

・フンケラー社のステファン・フンケラー氏とミシェル・フンケラー氏も「フンケラーとミュラー・マルティーニの間には長期にわたるパートナーシップがあり、定期的な交流が行われている。今回の合併は、両パートナーと当社の顧客にとって有益であり、多大な利点をもたらすものである」と述べています。

詳しくはミューラー・マルティニ本社ホームページをご覧ください。